ここ最近、アドセンスの審査がとても厳しくなったと嘆いている人をよく見かけます。
それはブログだったりSNSだったり。
私もそのうちのひとりでした。
私のブログ(メディア)は運営歴が1年ほどあり、アクセスもアフィリエイト収益もある程度増えている。
つまり、ユーザーにとって役に立つオリジナルサイトと自負しておりました。
しかし、何度申請してもアドセンスは首を縦に振りませんでした。
10カ月苦戦した結果、申請数はなんと30回。
さすがに30回申請して落ちた後は、もう心が折れました。
そこで、30回のうち何をやって申請したのか。
最終的にどうやってアドセンスに合格できたのかを見ていきましょう。
Contents
アドセンスは簡単には審査が通らなくなった
数年前までは、正直どんなサイトだったとしてもアドセンスは簡単に通過できました。
しかし、最近はかなり審査が厳しくなり無料ブログはおろか、内容が薄いサイトも審査に受からなくなりました。
それもあってか、せっかくブログを作ったのにアドセンス審査に通過しない、という悲劇が起きてしまうわけです。
個人のブログやSNSなどで、苦戦しているユーザーが数多くいる。
私自身も、最初はアドセンスで収益を得ようとメディアを作りました。
しかし、ふたを開けてみれば30回申請しても通過することはありませんでした。
もちろん、コピーコンテンツはないと思っていますし、完全オリジナル記事のみ。
それなのに、審査をすればその日のうちに却下されるばかりでした。
審査にとおらない理由は一貫してこれ。
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」
毎回、呪文のように届くため、本当に嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そこで、この警告にたいして時間をかけて意地でやったことをお伝えします。
コンテンツが複製されているサイトとは?
コンテンツが複製されていると言えば、どこかのサイトをパクっているのか?
そんなことは絶対にない。
なぜなら、オリジナル記事を書いているから。
それでも、かたくなにこのループから抜け出せないでいる。
あらゆるブログを見て、どこか改善できないのかを考え行動してましたが、そう簡単にはいきません。
もしかしたら、コピーコンテンツになっているのかも?
そう思い、無料のコピペチェックツールを使い悪い記事を洗いだすことにしました。
今回利用したツールはこちら。
4,000文字以内であれば、無料で使える高性能のコピペチェックツールです。
そのときすでに、70記事ほどありましたので大変でしたが、文章判定率を20%以下に下げるように注意しました。
また、アナリティクスを見て全然読まれていない記事を、ためらいもなく削除。
これで70記事から50記事に減りました。
アイキャッチ画像に手を加えてみる
基本的に、アイキャッチはフリー素材をそのまま利用していました。
もしかしたら、この画像そのものが重複している可能性があったため。
そこで、面倒ですが全部のアイキャッチを変更することにしました。
画像加工ツールは無料のCanvaを利用。
今アップしているアイキャッチのように、簡単にオリジナル画像ができてしまいます。

どうでしょうか。
結構オリジナリティある画像に見えませんか?
アドセンスの審査用に禁止ワードをチェック
アドセンスの審査をする際に、サイト内をチェックされるのは当然のことです。
そのなかでも最も気をつけなければならないことといえば、禁止ワードの有無ではないでしょうか。
なぜなら、同じタイミングで審査の可否が届くため、おそらく自動的に落とされているのでは、と感じたから。
アドセンスのヘルプを端から端までチェックして、それらしきワードを集めました。
禁止ワードでアドセンスの申請が通らないかも、と思ったのであれば公式ページを確認するようにしましょう。
たしかに、該当するキーワードはいくつかありましたので、すぐ削除しました。
アクセスの多い記事だけを残してあとは非表示
多数のブログで、記事数が少なくてもアドセンス審査に通過した、という情報が目に入りました。
そうだ!これだ!と思い、わらをもすがる思いで、アクセスのある記事以外を根こそぎ非表示に。
気づいたら、公開された記事は10件にも満たなかったです。
このときはアクセスも多かったですが、背に腹は代えられません。
いや、こんだけ対策したのだから絶対にアドセンスの審査に通過したのでは?そう思うはずです。
・・・・。
これらの改善を行ったにも関わらず、アドセンスの審査に通過することはできませんでした。
いやはや、もう記事を改善する気力ゼロです。
審査しても決まって数時間後には、「複製の~」がお目にかかる。
もはや、根本的な部分がダメなのでは、と考えるようになりました。
別メディアを立ち上げることでアドセンスの審査に通過
しびれを切らしてしまった結果、まったく別ジャンルでサイトを立ち上げることにしました。
それがこの、節約マイライフです。
前回の苦しかった失敗を活かして、慎重に記事を作ることだけに注力しました。
結果的に、たったの7記事でアドセンスの審査に通過しました。
もはや拍子抜けしてしまうレベル。
もし、全然アドセンスの審査に通過しないようであれば、新しくブログを作ってみることもやってみるべきです。
たったの記事数7でアドセンスの審査に通過できた理由
前回の反省点として、記事数があればあるほどアドセンスの審査に通過できると考えていました。
しかし、それは大きな間違いということに気づかされました。
もはや、記事数は少なく運営期間も関係ないことも解りました。
私の場合、運営期間は1カ月未満でアクセスなんて当然ゼロ。
これでも審査に合格できるわけですから、もはや意味が解りません。
どこにもないオリジナル記事だけを書くことに
別メディアで散々言われてきた、複製について。
こうなったら、どこにもない完全オリジナル記事を作って挑戦してみようと思い行動にうつしました。
たとえば、節約オムライスやお好み焼きについての記事。
節約レシピで貯金を増やす!オムライスが意外にも低コストで作れるって知ってた?
節約レシピの超定番!35円以下で作るお好み焼きが意外と美味しい
正直、レシピなんて大量にあふれているはず。
でも、ほかとは違うところがあります。
それが、超低コストでぶっとんだレシピと、なおかつ自分で作った内容を書いたからです。
まさにGoogleが言う重複にはならないと思いました。
こちらの格安SIMもそう。
auから楽天モバイルの格安SIMに乗り換えたら予想以上に大満足!迷ってたのが無駄すぎ
リアルにauから格安SIMに乗り換え(MVNO)した体験談と、ユーザーへ役に立ちそうなコンテンツを意識しました。
そのために、わざわざ楽天ショップへ足を運んで50分も順番待ちしたわけですし・・・。
もはや、体当たりのなにものでもありません。
新サイト作成後1発で合格!でも審査時間が長くてあせった
ほかのサイトでもあるような、プライバシーポリシーや、問い合わせなどのメニューは最初から追加していました。
これは、もはやアドセンスの審査をしているのであれば説明不要ですね。
あえて、そのあたりを細かく言う必要はありません。
しかし、基本的なことをやっているのに、審査がいつまでたっても終わりませんでした。
また非承認か、と肩を落としかけた3週間後に、いきなり審査通過の連絡が届きました。
別メディアでは30回もダメだったのに、今回は1撃で合格。
・・・・なぜ3週間後?
これで、長きにわたるアドセンスとの戦いは幕を下ろしました。
もちろん、今あるサイトを審査に通したいのはもっともなこと。
しかし、私のように10カ月以上も苦戦するのであれば、最初から2サイト目を作っておくべきです。
まとめ
アドセンス審査通過は、まさに鬼門と言えます。
審査不可でも原因が解りませんし、改善したと思ってもまた落とされる。
完全にやりつくしたと思ったのであれば、思い切って新しいサイトで審査をしてみるべきです。
小細工などは必要なく、しっかりとしたコンテンツ作りをすれば、意外と簡単に審査へ通過するでしょう。