「お金があるから貯蓄ができる」「お金がないから貯蓄できない」と勝手に思い込んでいませんか?
そんなこと全くありません。
お金の貯蓄は、家計簿をつけ、支出に対する意識変革でどうにでもなってしまいます。
今回ここでは、すぐにでもできる家計簿のつけ方や、支出に対する考え方などの説明をしています。
Contents
これでOK!効率UPの家計簿の書き方
あなたはお金の管理をしっかりとしていますか?
家計簿はなかなか書く習慣がないものですが、「収入と支出の確認」をすることで、お金の管理をすることができます。
ここで紹介する家計簿の付け方は出れでもできますのでぜひ、この機会に家計簿の習慣をつけてみましょう。
『細かい管理』
細かい管理が必要な時があります。
「収支管理」の細かさはお金を大切に使うための方法で、日頃、あいまいにしていた家計の細かい部分まで目を通すことができます。
貯蓄をする上で、お金の管理は必要になってきます。
ですが、あまりにも細か見ると長続きしませんので、あなたが無理しない程度、出来そうな範囲から家計簿をつけていきましょう。
『適度な管理』
ノートなどを用意して、「何にどのくらい使ったのか」という内容を書いていきましょう。
細か過ぎず、見たらすぐ分かるように書いていくといいでしょう。
大まかに書いていくと長く家計簿をつけられますし、自然に家計簿をつけることが好きになります。
そして、いつの間にかお金の管理が出来るようになって、気づいたら貯蓄が出来ていたことに気づきます。
『項目を決める管理』
「消費・浪費・投資」というように支出の分類をしていきます。
ちなみに理想数値は、「消費 70%」「浪費 5%」「投資 25%」となっていて、支出の見直しをすることで、バランスを確認することができます。
家計簿をつけるならノート派?アプリ派?
家計簿はノートを連想しますが、今はネット社会にで、家計簿のアプリも登場しています。
ではここで、ノートのメリットやアプリのメリットなどを紹介していきますね。
ノートを使うメリット
△自由に書き込めるため柔軟な書き方ができる
△いつでも追加で書ける
△簡単に始められる
デメリット
△ノートは捨てきれず、部屋にたまってしまう
△集計が辛い
ノートにレシートを張る場合のメリット
△支出の詳細が明確になる
△たまってもすぐにまとめることができる
クラウド型の家計簿アプリのメリット
△収支や主計に手間がいらず、自動で完了する
△グラフ、または表に数値が出るので一目で分かる
△無料で使えるアプリもあるので困らない
クラウド型の家計簿アプリのデメリット
△個人情報のセキュリティ面が危うい
△提供側サーバーダウンになれば使用停止になる
△場合によってプリントアウトをする必要がある
以上が家計簿の付け方になりますが、貯蓄やお金の使い道の管理などのために家計簿をつけ今後の生活に活かしていきましょう。
月に貯蓄の癖をつけよう!でもどれだけすればいい?
貯蓄できない!という口癖の方もいますが、その口癖を貯蓄癖に変えてみませんか?
ほんの少しでも貯蓄していくとふりかえった時に「こんなにたまっていたのか!」と嬉しくなるものです。
貯蓄額の平均値があるので、少し掘り下げてみましょう。
貯蓄平均値があったなんてびっくり!
家計簿をつけることで支出状況が分かってきます。
それが分かることで、お金の無駄遣いも確認できますので、その分の貯蓄の目安も分かってくるはずです。
では、具体的に貯蓄額はどう設定していけばいいのでしょうか。
上手な設定をすることで、お金の使い方がスムーズになってきます。
ちなみに理想の貯蓄額は「給料の手取りの20%」が良い目安とされています。
ただ、「奥さんがいる」「子どもがいる」などの家庭状況で、貯蓄額は変わってきます。
ですので、あなた自身が無理しない程度の額を貯蓄することから始めみてください。
「まずは、いくらでもいいから貯蓄したみる」ことをオススメします。
要は「癖をつける」ことが大切になってきますので、はじめの一歩を踏み出してみましょう。
そこから、普段の家計簿を見ながら、支出額を確認し無駄を省きながら具体的な貯蓄額などを決めていけばベストです。
固定費と変動費ってなに?
私たちが生活することで、支出は必ず発生します。
その支出の見直しを家計簿で管理することで貯蓄ペースや貯蓄額も明確にしやすくなってきます。
さらに支出を「固定費と変動費」に分けて考えていくと、さらに、お金の流れが分かってきます。
固定費
簡単にいえば「月々に支払うもの」とまとめますが、具体的には「スマホの請求金額」「家賃」「自住ローン」「保険料(生命保険など)」「固定資産税」など月々に支払うべきものはあります。
それを固定費といいます。
変動費
変動費は字を読んでみると分かるように「食費や遊興費」などの月にかかる金額が分からないものです。
変動費は自分自身の家計簿管理で、調整ができてしまいます。
これらを踏まえて固定費の場合は、例えば、スマホの通信料などはショップにいけばいろんなプランがありますので、毎月の請求金額が減ります。
プランの見直し、変更もしてみる価値はあります。
また、借金やローンを組んでいる方に関しては金利変動や利子の支払いなどの見直しも必要です。いろんな工夫をすることで貯蓄額UPに繋がる可能性は大いにあります。
しかし、節約ばかりの生活は心にストレスを抱える原因にもありまので、あなたの心や生活状況に合わせたあなただけの貯蓄プランを作ってみてください。
支出のとらえ方
支出の見直しは大切なポイントです。
ここで支出の種類分けをしてみましょう。
1、生活に絶対に必要な支出
2、あってもなくてもいい支出
3、必要ない支出
この3つに分けて当てはめていけば、ホントに使うお金が分かってきます。
1の場合は、固定費はやはり必要ですし、食費や生活維持費も不可欠になってくるでしょう。
このようにに一つ一つ当てはめていきましょう。
「○」をつけていくのもオススメです。
2を「△」としたら、あってもなくてもいい、だけど必要な時もあるといった支出ですが、
例えば、自分自身への投資などがあげられます。
ですが、使いすぎはNGですので設定額はハッキリとしておきましょう。
そして、3が分かれば、貯蓄はその分出来ます。
まずは、3を「×」として、何が自分にとって必要ない出費なのかを確認しましょう。
そして、次に1の見直しや2の金額設定などの計画をしていきましょう。
また、家計簿の確認でお金のズレが起きる時がありますが、あまり気にしないほうがいいです。
「使途不明金」は収入の「1~1.5%」は問題ありません。
お金のズレはあるものですので、ストレスをためない程度に家計簿をつけていきましょう。
未来計画を立てる
貯蓄のための貯蓄では意味がありませんし、やる気さえ起こらないでしょう。
せっかくお金をためるなら未来の目的や目標が大切です。
10年後の自分の姿をを見据えて、どうお金を貯めて、この貯蓄は何のために使っていくのかがやる気を感じるメソッドになります。
臨時支出
人生には冠婚葬祭など、急な出来事が起こり、その時の出費も必要になってきます。
ですので、自分で臨時支出の想定をし、積み立て貯金を計画的に自分のペースでしておきましょう。
先取り貯蓄
給料日に自動積立の引き落とす日を設定しておくことで、給料振り込み時に別口座に
積み立てされていきます。
この設定をすることで、確実な貯蓄をすることができますし、なんとなく余ったお金を貯金するよりも効果的にお金がたまっていきます。
形貯蓄制度
財形貯蓄制度とは、給料からの天引きで貯蓄されていく制度で、先取り貯蓄ができます。
「11000円以上から1000円単位」の積み立てが可能で、始めに手続きをすると、
毎月、設定した金額の積み立てが自動でできるようになります。
しかし、財形貯蓄制度を導入している会社のみ可能となりますので、確認してみましょう。
もし導入していなくても、 銀行の「自動積立定期預金」また、信用金庫の「定期積立」の
利用をオススメします。
まとめ
家計簿をつけることや、貯蓄を増やすことのポイントは「焦らない」ことです。
コツコツと階段を上がるように積み上げていくものなので、紹介したノートに書いたり、
アプリを有効的に使っていくことで、自然に家計簿習慣が身についていきます。
そして、いつの間にか家計簿をつけること自体が楽しものになっていきますので、ぜひ、やってみてくださいね。